ビットグルーヴのご紹介
「楽しんで作る」
株式会社ビットグルーヴは、京都にオフィスを構える、ソフトウェアとゲームの開発会社です。
さまざまな有名タイトルを開発してきたベテラン開発者を中心に、「楽しんで作る」という言葉を掲げて、仕事に取り組んでいます。
やや抽象的な、この「楽しんで作る」という言葉には、次のような思いを込めています。
・アイデアや想いを、形にする楽しさを味わう
・個々の持ち味を生かし、お互いを補い合うことで、より良いものを生み出す喜びを実感する
・作り込み、磨き上げるプロセスを楽しむ
ものづくりの過程は、決して楽なことばかりではありません。苦労や葛藤や忍耐といった、生みの苦しみに通じることが、沢山あります。
だからこそ、その中に楽しみを見つけて、前向きに取り組むようにしています。
作り手の気分は、商品を通して、必ずエンドユーザーに伝わります。
質の高いソフトウェアを生み出す
2011年の設立以来、小さな規模にも関わらず、高品質のソフトウェアを次々と生み出し、高い評価を得て来ました。
例えば、進研ゼミ会員向けの電子学習機器の組込みソフト。
あるいは mobageブランドの語学学習アプリ。
スマートフォン向けゲームでは、太鼓の達人プラス(iOS)や、 キングダム ハーツ アンチェインド キーなど。
質の高いソフトウェアを生み出し続けられる理由は、どこにあるのでしょうか?
あらゆるゲームハードでの開発を経験し、ファミコンの頃から日本のゲーム産業を支えてきたベテラン達。
彼らは幸運にも、今より遥かに小規模のチームで、開発プロセスの隅々まで見渡せた時代を経験し、現在に生かしています。
一方で、組込み開発、ライブラリ開発、ゲームエンジンのカスタマイズ等で力をつけたエンジニアは、レンダラまで自社開発できる技術を持っています。若い世代のエンジニア達は、AIや機械学習の研究も経験しています。
これらのノウハウや技術に加え、類まれなチームワークにより、クオリティの高いソフトウェアが生み出されます。
息の長い企業を目指して
当社は、企業としては歴史の浅い、まだ若い会社です。
設立時と比較すると、従業員数・売上高ともに 5倍に届こうとしており、規模も業績も拡大していますが、「ベンチャー企業」とは標榜していません。
当社のベテランスタッフ達は、ゲーム業界の歴史をつぶさに見てきました。
ファミコンの一大ブーム、スーパーファミコンの黄金時代、プレイステーションとセガサターンのゲーム機戦争、3Dの進化と開発費の高騰、リーマンショックによる市場の冷え込み、モバイルゲームへの移行、そしてソーシャルゲームの大きな波。
ブームに乗って波を捕まえることも、企業の成長に必要なのは、もちろん否定しません。
ですが、ブームの終焉と共に淘汰される企業にしたくはありません。
時代を越えて、エンドユーザーに楽しさや喜びを提供し続けることが、我々の道であると考えています。
その結果として、息の長い企業として世に存在し続けたい、と願っています。